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カナダ旅紀行Vol.1&2 - 2013.10.07 Mon

ものすごくご無沙汰しております。
元気でやっております。

先日、部屋の掃除をしていたら初めての一人旅の日記が出てきました。
初めての一人旅はカナダ横断。
当時カナダに住んでいたので、海外が初っていうわけじゃないけど
私にとっての初一人旅はカナダで、その時のことは今でも鮮明に覚えています。
今、読み返すと何か私、めっちゃ悩んでたんだなーとか思ったり(笑)
(今でも悩んでますけど!!)

そして当時の方が文章力があった気がする・・・(笑)

そんなわけで、「旅するAsia」のアジア編じゃなくなるけど、その時の日記を
UPしていこうかなーなんて思ってます。
ちなみに相場なんかは当時のものをそのまま記入。
今と、色々違うと思いますが、まあ参考までに。


カナダ旅紀行

November 03 2000

今、私はカナダ横断列車VIA RAILカナディアン号という列車で
トロントという大都市に向かっている。
私の旅が始まった。
只今の時刻は6:24PM。
ちなみにVIAは初めて乗る列車。
本来ならば豪華と言われているこの列車にどうして私が乗っているのかというと
まずオフシーズンということが一つ目。
もう一つは24歳以下ということ。
この2点でかなりの格安になったからという簡単で単純な理由である。
カナダドル359(当時1ドル78円だったので日本円で2万8千円)
という金額で約1ヶ月横断、周遊できるのだ。

実はこのチケット、シーズン中だと700ドルを越えるチケットである。
一時帰国した時の日本で購入した。
旅行会社もこのチケットを扱うのが初めてらしく、手際が悪かった。
私が住んでいるバンクーバーでも買えるけど、なんせTAX(税金)が高い。
なので、あえて日本で購入した。

なぜ私はビューンとすぐに目的地にたどり着ける飛行機や、
使い勝手のいいグレハン(長距離バス)を選ばずに、
本数の少ない列車を選んだのか?

まず値段の安さもさることながら、バスよりも座席が広くラクという点があげられた。
そしてバスで旅した友人は何人も知っている。
飛行機はあっと言う間だけど、それではつまらない。
しかし、列車で旅をした人は私の周りには誰もいなかった。

それじゃ、私が乗ってみよう。

そして大自然の中を走りぬく鉄道、VIA RAILに少なからずの興奮と
期待を抱いていたということも忘れてはいけないだろう。

今、私はエコノミー車両にいる。
9Aという席がトロントまでの私の指定席となった。
9A,9Bという2人掛けを占領した。
足場は広く、日本の新幹線の1.5倍以上はあるだろうか。
リクライニング式でぐったりと横になれる。
これならそんな疲れることもないだろう。
先ほど、枕と毛布が用意された。

しかし問題が一つ。
通路あけて反対側の9C,9Dの2人掛けにいるカナダ人のおばあちゃん。
悪い人ではなさそうだけど、少し変わり者といった感じだ。
私に新聞の切り抜きを投げつけてきた。
暇そうにしている私に「読め」と言わんばかりに。
このおばあちゃんもトロント行き。
長いつきあいになりそうだ・・・



November 4th 2000
うとうとして目が覚めたのは9:00AM過ぎ。
少々お腹も減った。
列車の中でコーヒーを買う。1.5ドル。
買いだめしておいたカップラーメンを食べようと思ったけど、
そこで「しまった。。。」と気づく。
そう、フォークを忘れたのだ。仕方なく無料でくれるスプーンをもらい、
インスタントのコーンスープに湯を入れて飲む。
(お湯はもらえる)
そしてバンクーバーで通いつめているグロッサリーストアのポーさんの店で買った
チョコレートマフィンをほおばる。やっぱり私はこのマフィンが大好きだ。

隣のおばあちゃんに色々と話しかけられる。
早口で小声のおばあちゃんだ。
何故か、おばあちゃんに連れられ、列車の名物でもあるらしいスカイドームへ行く。
天井も窓になっているので、長旅のちょっとした娯楽になりそうだ。
韓国人2人組がいて話をする。
お互いアジア人ということで、こういう時に親近感を抱いてしまうのは私だけではないはずだ。
トロント行きの別のばあさんがいて、一緒に話をする。
列車の旅は圧倒的に年寄りが多い。
時間があるし、飛行機嫌いだったりするのも理由なんだろう。
このばあさんもVIAは初めてだそうだ。
とても嬉しそう。

10:52AM JASPER到着
雪が降っている。さすがはカナダ。
大自然の雄大さを感じられる。が、それよりもこれからの旅路を考えると
どうしてもフォークが必要な私は、ジャスパーの町で下車しフォークを探す。
(列車は長距離な為、一駅に1~2時間くらい停車する)
2軒目でようやくフォーク購入。
フォークやスプーンは自炊しながら旅をする私には必需品なのだ。
そしてポストカードを購入。
雪が段々ひどくなってきた。これがカナデイアンロッキーなのだ。
しかしオフシーズンなので町は閑散としていてもの悲しく感じた。
1時間程の停車後、私たちはジャスパーを後にした。

列車は雪の中を走り出す。外の景色はとても素晴らしい。
白銀の世界とはこのことを言うのだろう。
湖、山、これが大自然の国、カナダ。
野生の動物がいないかと、目を凝らしてみてみるけどそんな簡単に見つかるはずもない。

列車の乗務員さんにお湯をもらい、「辛ラーメン」を食べる。
この列車旅の為に買い込んだ重い食料を減らすことに専念したい。

反対側のおばあちゃんに招かれ、彼女の隣に座る。
凍った湖、雪で覆われた真っ白い雪山を一緒に楽しんだ。
彼女は75歳。ちょっとオシャベリで変わり者。
けれど何かと私のことをかまってくれる。
「盗難には注意しなさい」とか。
でも小声すぎて何を言ってるかよく分からない。
ただ、悪い人じゃないことは確かだった。
私は彼女のことを密かに「ばあちゃん」と呼んでいた。

5:20PM EDMONTON
吹雪。
アルバータ州の州都で都会なはずだけど、駅周辺は寂れた北国だった。
雪で周りは全く見えないから、そう思うのも仕方ない。
私の隣に人が来た。
列車も混んできたから仕方ないことだ。
ばあちゃんが仕切りに乗務員に「この子(私のこと)は、長旅なんだから1人で
2人掛けを使わせてあげてよ」と言っているのが聞こえた。
でも、なんせエコノミー。仕方ない。
しかしこの隣に来た中国人女性、やたらと動く。
立ったり座ったり。だいぶうざい。

すると一人の日本人の女の子に話しかけられた。
6月くらいにバンクーバーで私がいたところにいたらしい。
私のことを覚えていてくれて(私は微妙だったけど)、そんな彼女とは
この旅始まって以来の日本語で会話。

その後、私はやはり今まで1人で2人掛けを利用していたせいか狭く感じてしまい、
ばあちゃんと2人でスカイドーム手前の誰もが座れる休憩スペースに行った。
今朝会ったばあさんもいて、私の周りはばあちゃんだらけになった。
ばあちゃんはギャグを言っていたからちょっと驚いた。
しかも、私のことを12歳だと思っていた。。。(笑)

「12歳とかなのに、

一人で列車に乗っていたからびっくりしていたの」


って、オイオイ。。。
小学生か、私は(笑)

ばあちゃんたちの話題はカジノで持ちきりだった。
あまりに早口で喋るばあちゃんたちに「?」の私だったけど
「あなたは全部を理解していないみたいだけど、まあいいわ。そのうち慣れるわよ」
と言った。

一人の男の子が本を片手に現れた。
ばあちゃんは、

「サム!!!」

と呼んでいた。知り合い?
しかし知り合いではなかった(笑)
彼の名はセバスチャン。一体どうなってるんだ?

「あなたはサムって感じよ。セバスチャンなんて長くて覚えられないからサムでいいわね」

・・・ばあちゃん・・・

そういえば、ばあちゃんは私のことを

「スーザン」

と呼ぶ。最初、スーザン、スーザン言っていて誰のことか分からなかったし、
何か英語の意味があるのかと思っていたら、私のことだった(笑)

「あなたはスーザンって名前がぴったりよ」

この日から私のイングリッシュネームはスーザンになった。

もう一人のばあさんはモントリオール出身。
カナダ東部でフランス語圏。
セバスチャンもモントリオール出身。
だけど、ばあさんは英語を話すけどフランス語が話せないモントリオール人、
セバスチャンはフランス語を話すけど英語が得意ではないモントリオール人。
なんとも面白い国だ。

セバスチャンが「ギターもって来て練習していい?」というので
もちろん年取ったガールズと私は大歓迎。
彼はアコースティックで演奏してくれた。
とても温かい、心が落ち着く音色。

ばあちゃんたちが私に「サムはどう?」「彼はとってもキュートよ」
「いいじゃない」とやたらと彼を私に勧めてくる。
どこの国でも、年寄りは同じだ(笑)

寝るのが早いばーちゃんたちは寝床(座席)に戻っていった。
私はセバスチャンにモントリオールのPUBや、いい感じの店を教えてもらったり
フランス語を教えてもらう。
彼はモントリオール人。ケベック人。ケベック州の人。
自分のことを「ケベコワ」と言う。

「ケベコワ(ケベック人)はフランス語が主で、自分たちをカナダ人だと思っていない。
ケベコワ人だと思っているんだ」

カナダ人でもなければフランス人でもない。それがケベコワ。
以前に聞いたことがあった。ケベックは独立したいとか、誇りを持っているとか。
まさにその通りだった。

彼と話をしていると乗務員のおじさんがやってきた。
みんなが寝静まった中でも働いている。
彼も加わり3人で語学について話をした。

「語学は本で見ているだけでなく声にするのが一番。
町にいる人に話しをしたり、とにかく会話が一番だよ」


そう言い、仕事に戻っていったけど、しばらくすると戻ってきた。

「これを食べてがんばって」

と私とセバスチャンにストロベリームースケーキを差し入れしてくれた。
ピンクのかわいらしいケーキにイチゴが乗っている。
こういうさりげないやさしさに、とてもシアワセな気持ちになる。
うれしかった。


2:00AM SASKATOON
サスカチュワン州に入っていた。
駅到着なのだが、真っ暗で何も見えない。
セバスチャンと私の会話は全く終わらない。
バンフで英語を勉強しながらバイトしてたらしく、モントリオールに帰る途中なんだって。
フランス語を教わり、日本語を教える。
正直、フランス語は発音が難しすぎる。
でも、スラング(俗語)だけは何故かすぐに覚えられる。
しかも何度も練習させられたので、発音もバッチリいえるようになった。
いつかフランス語で「◎%&$#&’!!!!!」って言う日がやってきたら、
私は日本人の誰よりも上手な発音で、この汚い台詞を言えることだろう。





つづく。


長々書いてしまいましたが、まだまだ続きます。
ぼちぼち書いていきます。

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2012年9月末に帰国。
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